私たちが毎日の生活で使う「石鹸」は好みや目的によって自由に選ぶことができますが、数え切れないほどの種類の石鹸が市販されているため、どれを選んだら良いかと迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。中でも、アトピー性皮膚炎や肌トラブルを抱えている方にとっては、石鹸の選び方、そして正しい洗顔方法などがご自身の肌に大きな影響を与えることも少なくありません。
そこで今回ご紹介させていただくのが、アトピーの方や敏感肌の方にも選ばれる「アトピー用石鹸」です。
小さなお子さまも使える「アトピー用石鹸」について
アトピー性皮膚炎などの肌トラブルを抱えている方にぜひおすすめしたい石鹸が『アトピー用石鹸』です。
■アトピー用石鹸って?
「アトピー用石鹸」とは、合成界面活性剤といった刺激の強い成分をはじめ、硬化剤、防腐剤などの添加物や香料が一切含まれていない「無添加の石鹸」のことを指します。
肌に大きな刺激を与える添加物や化学物質などの刺激成分を使用していないことから、皮膚の表面に傷をつけることなく、余計な皮脂などの汚れだけを洗い流せるといった効果があります。
肌に赤みや痒みが生じやすいアトピー性皮膚炎の症状をお持ちの方や、肌荒れや乾燥が気になる敏感肌の方、そして刺激に弱い赤ちゃんの肌など、さまざまな肌質の方が幅広く使えるやさしい石鹸であることもアトピー用石鹸の大きな特徴です。
■アトピーや肌荒れトラブルの大敵「合成界面活性剤」
「合成界面活性剤」は、洗浄力が非常に強いことからあらゆる石鹸や洗剤に含まれています。しかし、人の体質、そして肌質によっては、洗浄力の高い合成界面活性剤が原因で皮膚に炎症を引き起こしてしまうことがあります。
たとえば、自分の肌に合わない石鹸を選んでしまったことが原因で、「アトピーの症状や肌荒れを悪化した」、「洗顔したあとは、顔を動かしたりするだけでヒリヒリする」、「石鹸の泡を洗い流したあとに、皮膚が突っ張る感じがする」など、肌に良いと思って使った石鹸が余計に肌トラブルを悪化させてしまうといったマイナス効果を生む恐れがあります。
そのため、アトピー肌の方にとって強い刺激を伴う合成界面活性剤が含まれる石鹸を使用することは、現在の症状をさらに悪化させてしまう危険な行為だといえるでしょう。そして、このような石鹸によるマイナス効果を回避するためのスキンケア用品が、今回注目している「アトピー用石鹸」です。
■アトピー肌でも使える石鹸の特徴は?
肌の表面に赤みがあるときや痒みがあるなど、アトピーや肌荒れによりさまざまな肌トラブルをお持ちの方も少なくありません。特に、赤ちゃんや小さな子どもは知らないうちに肌を掻きむしってしまい、爪で肌に傷がついてしまい症状が余計に悪化してしまうのです。アトピー肌をはじめ、トラブル肌でお悩みの方でも使いやすい石鹸の特徴は、「シンプル」であることです。
ちなみに、自然由来の石鹸の中には「純石鹸」と呼ばれるものがあります。これは脂肪酸ナトリウム、さらにはカリウムといった成分が全体の98%以上を占めている石鹸のことであり、化学成分や添加物、さらには香料など、余計なものが含まれていない非常にシンプルな石鹸です。
アトピー用石鹸や純石鹸のように、肌にやさしい天然素材で作られた石けんを使うことで、肌に余計な刺激を与えずに済みます。また、肌トラブルを悪化させる恐れがある添加物や化学物質が含まれていないことから、アトピーの方や肌トラブルを抱えた方をはじめ、肌の弱い赤ちゃんや小さなお子さまでもアトピー用石鹸を安心して使うことができます。
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太陽の塩せっけんは、植物性石鹸素地に海塩20%、米ぬか抽出成分、アスタキサンチン、ヒアルロン酸Na、コラーゲンこれだけでできています。海面活性剤や硬化剤、防腐剤などの添加物は香料も含め一切つかっていません。